2010/01/29
柴田是真 三井記念美術館
現在、三井記念美術館で行われている
特別展 江戸の粋・明治の技
柴田是真の漆X絵 に行ってきました。
柴田是真の作品に初めて触れたのは
2年前に夫の出張で3週間ほど滞在したニューヨーク。
ジャパンソサエティーのエキシビションでのことでした。
柴田是真の作品を見たとき、今まで見てきた「正統派」
の作品とは違う、遊び心や、アバンギャルドなセンス、
マニアックすぎる漆への愛情が作品から溢れていて、
クリエイティビティとは、こんなに自由で、
奔放で、泉のように湧いてい来るものなのかと思いました。
漆の持つ可能性を見せてくれるさまざまな作品を見て、
私も自分の中にある創造力を、遊び心を奔放に発揮してみたいなあ~
と思いました。
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
絵を描くのは苦手でした。
自由に書いていいよ、と言われてもどうしていいかわからない。
超現実的な子供だったので、イマジネーションの中の
世界、というのが全くなかったのです。
でも、中国で工筆画で花を描くということに出会い、
緻密な作業が好きな私は結構惹かれたのでした。
また再開したいなあ、なんてちょっと思っています。
特別展 江戸の粋・明治の技
柴田是真の漆X絵 に行ってきました。
柴田是真の作品に初めて触れたのは
2年前に夫の出張で3週間ほど滞在したニューヨーク。
ジャパンソサエティーのエキシビションでのことでした。
柴田是真の作品を見たとき、今まで見てきた「正統派」
の作品とは違う、遊び心や、アバンギャルドなセンス、
マニアックすぎる漆への愛情が作品から溢れていて、
クリエイティビティとは、こんなに自由で、
奔放で、泉のように湧いてい来るものなのかと思いました。
漆の持つ可能性を見せてくれるさまざまな作品を見て、
私も自分の中にある創造力を、遊び心を奔放に発揮してみたいなあ~
と思いました。
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
絵を描くのは苦手でした。
自由に書いていいよ、と言われてもどうしていいかわからない。
超現実的な子供だったので、イマジネーションの中の
世界、というのが全くなかったのです。
でも、中国で工筆画で花を描くということに出会い、
緻密な作業が好きな私は結構惹かれたのでした。
また再開したいなあ、なんてちょっと思っています。
2010/01/28
加能ガニ到着♪
先日の能登の旅で、当選しましたカニ♪
23日に、浜ゆで、直送で我が家に届きました~!
足にはちゃんと産地証明青タグつき。
スゴイ立派。
ネットショッピングで、こんな価格で売ってます(>_<) ひゃ~、高級品。ありがたき幸せ(しみじみ)。
さばいて・・・
手をあわせて「いただきます。」
まあ、なんと美味しいこと。
言葉が出ません。
楽しかった能登の旅。
こんな素敵な締めくくりで、一旦幕を閉じました。
是非近いうちにまた行きたい!
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
私は結構こういう抽選に当たるのです。
特に食べ物に恵まれています。
3歳ぐらいの時、母と一緒に銀座の街を歩いていると、
占い師の方が私の顔を見るなり、こう言ったそうです。
「この子は、一生食べ物に苦労しない星の下に生まれている」
頼んでもいないのに、わざわざ母にこう告げた占い師の人に
今、会ってみたいです(笑)。
私の顔のどこにそれが書いてあるのか。
是非、わかる方教えてください(^^♪
23日に、浜ゆで、直送で我が家に届きました~!
足にはちゃんと産地証明青タグつき。
スゴイ立派。
ネットショッピングで、こんな価格で売ってます(>_<) ひゃ~、高級品。ありがたき幸せ(しみじみ)。
さばいて・・・
手をあわせて「いただきます。」
まあ、なんと美味しいこと。
言葉が出ません。
楽しかった能登の旅。
こんな素敵な締めくくりで、一旦幕を閉じました。
是非近いうちにまた行きたい!
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
私は結構こういう抽選に当たるのです。
特に食べ物に恵まれています。
3歳ぐらいの時、母と一緒に銀座の街を歩いていると、
占い師の方が私の顔を見るなり、こう言ったそうです。
「この子は、一生食べ物に苦労しない星の下に生まれている」
頼んでもいないのに、わざわざ母にこう告げた占い師の人に
今、会ってみたいです(笑)。
私の顔のどこにそれが書いてあるのか。
是非、わかる方教えてください(^^♪
2010/01/27
手前味噌の仕込み&みそ料理の会
毎年恒例のみそ作り。
今年もクッキングサークルメンバーのうち28名の方が、
手前みそ作りをしました。
夏が明けたら、どんなお味噌が出来上がっているでしょう?
楽しみです!
今年がみそ作り3年目となるベテランメンバー♪の皆様には、
手前味噌によるみそ料理を作っていただき、披露していただきました。
テーブルには美味しそうなみそ料理がいっぱい!
皆さんに披露していただいたみそ料理のレシピは、
とても美味しくて、ご相伴にあずかったメンバーの皆さんも大喜びでした。
来月のクッキングサークルの際に、皆さんとシェア出来るよう、
レシピとしてお渡しできるようにしてみます。
自分の手で作った、自分にぴったりなお味噌。
家庭で手作り出来るのが、嬉しいです。
私は、今年はこちらの味噌蔵の蔵麹を購入させていただき、仕込んでみました。
初挑戦の試みなので、ちょっとドキドキです。
美味しいお味噌が出来上がりますように♪
今年もクッキングサークルメンバーのうち28名の方が、
手前みそ作りをしました。
夏が明けたら、どんなお味噌が出来上がっているでしょう?
楽しみです!
今年がみそ作り3年目となるベテランメンバー♪の皆様には、
手前味噌によるみそ料理を作っていただき、披露していただきました。
テーブルには美味しそうなみそ料理がいっぱい!
皆さんに披露していただいたみそ料理のレシピは、
とても美味しくて、ご相伴にあずかったメンバーの皆さんも大喜びでした。
来月のクッキングサークルの際に、皆さんとシェア出来るよう、
レシピとしてお渡しできるようにしてみます。
自分の手で作った、自分にぴったりなお味噌。
家庭で手作り出来るのが、嬉しいです。
私は、今年はこちらの味噌蔵の蔵麹を購入させていただき、仕込んでみました。
初挑戦の試みなので、ちょっとドキドキです。
美味しいお味噌が出来上がりますように♪
2010/01/25
手作り調味料の会、無事終了♪
先週、手作り調味料の会を実施しました。
たくさんの皆さんが参加してくださり、一緒に薫り高い
手作りの調味料を作りました。
そして、その調味料を使ったお料理を試食。
楽しいひと時でした。
その中で、活躍しました我が家のブレンダ―。
「Osterizer」。
これほどまでになめらかな仕上がりになるものは
今まで類似品を見たことがありません。
中でも豆のスープの仕上がりは本当に
見事、というほかありません。
現在、我が家にあるのは2台目(2代目)。
先代は10年使って天寿を全ういたしました。
初めに購入した当時は4万円弱する商品でしたが
今はお値段も手軽になりました。
本体が耐熱ガラスだということ、
そして、刃の部分が本体から外れるので、
洗浄が容易、という利点があります。
山椒を粉にしたり、スパイスを粉砕するには
このミニジャーがあると便利。
クッキングサークルメンバーの中には、
何人もこれを購入したかたがいらっしゃいます。
私の永遠のお勧め定番です。
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
調味料作りに使った材料は、こんな感じ。
本格的な味作りに大きく貢献してくれます。
お持ち帰り頂いた調味料が無くなったら、是非
材料を購入して作ってみてくださいね!
「朝天干辣椒」
「永川豆鼓」
「干し貝柱」
美味しい手作り調味料で、幸せな食卓を♪
たくさんの皆さんが参加してくださり、一緒に薫り高い
手作りの調味料を作りました。
そして、その調味料を使ったお料理を試食。
楽しいひと時でした。
その中で、活躍しました我が家のブレンダ―。
「Osterizer」。
これほどまでになめらかな仕上がりになるものは
今まで類似品を見たことがありません。
中でも豆のスープの仕上がりは本当に
見事、というほかありません。
現在、我が家にあるのは2台目(2代目)。
先代は10年使って天寿を全ういたしました。
初めに購入した当時は4万円弱する商品でしたが
今はお値段も手軽になりました。
本体が耐熱ガラスだということ、
そして、刃の部分が本体から外れるので、
洗浄が容易、という利点があります。
山椒を粉にしたり、スパイスを粉砕するには
このミニジャーがあると便利。
クッキングサークルメンバーの中には、
何人もこれを購入したかたがいらっしゃいます。
私の永遠のお勧め定番です。
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
調味料作りに使った材料は、こんな感じ。
本格的な味作りに大きく貢献してくれます。
お持ち帰り頂いた調味料が無くなったら、是非
材料を購入して作ってみてくださいね!
「朝天干辣椒」
「永川豆鼓」
「干し貝柱」
美味しい手作り調味料で、幸せな食卓を♪
2010/01/19
お知らせ
手作り”中華調味料“の会♪ 1月21日(木)
午前10時半~午後2時の会に1名様お席がご用意できることになりました。
参加ご希望の方はご連絡くださいませ。
内容:(1)油脂と健康に関してのお話
(2)量産品の油と、少量生産の油の違いについて
(3)調味料作りの実習
①四川唐辛子と韓国唐辛子を使った辣油作りの実習
②金華ハムを使い低温圧搾の油で作るXO醤作りの実習
③沖縄から直送のやんばる島豚の背油を使ったラード作りの実習
④上記ラードを使ってつくる葱油作り
⑤本格四川料理に欠かせない花椒油づくり
⑥和風豆鼓醤作り
料金:9,000円
①~⑥までの調味料や油などすべての種類
のお持ち帰り&手作り調味料を使ったお食事付き
―大好評、本格麻婆豆腐、作ります!―
2010/01/18
能登紀行(4)
カニの当選に始まった、すこぶる楽しい能登の旅。
最終日は、能登町からもう一度輪島に戻って
漆器会館に向かいました。
漆器会館では市内約100の漆器専門店が
共同出店していて、さまざまな個性の漆器をみること、買うことができます。
2階は漆器資料会になっています
実は、HPなどには書いてありませんが、2階では
日展作家の小伊勢隆平先生が、沈金の指導をしてくださる
体験講座がありました。
(先生がいらっしゃる時に限り開催されているようです)
興味津津で挑戦した私たち。
沈金とは、漆塗りの装飾法の一つで、
沈金刀で漆塗りの表面を彫り、そこに漆を塗りこみ、
最後に金粉やプラチナ、岩絵の具などの顔料を刷り込んで
定着させるものです。
私は水仙、夫は鉄線を選びました。
先生がスケッチしてくださった下絵をもとに作成します。
↓は夫の挑戦した鉄線の下絵
まず、下絵を塗の完了したパネルに写します。
私の挑戦した水仙はこんなデザイン。
そして、沈金刀の使い方をちょっと練習。
沈金刀、はこんな感じのものです。
箕輪漆行さんのHPより拝借させていただきました。
彫る、というより、傷をつける、とか、ひっかく、とか
そういう感じの繊細な作業。
さまざまな技法で、表現します。
そしていよいよ本番。
やり直しの一切きかない一発勝負。
緊張の作業が続きます。
途中先生に、「ここをもう少しこんな風に線をいれましょうか?」
とか、「ここに点描をしてみましょうか?」とかご指導を頂き、
下絵のスケッチの線だけでは表現できない、立体感を持った作品にする
作業をしていきます。
先生が「こんな風に線を入れてみましょう」と、アドバイスしてくれます。
そして彫りあがったのがこんな感じ。
上下逆でみにくくてすみません。
木彫りなどとは違い、表面を軽く傷つけるような繊細な仕事なので、
時々チョークの粉のようなものを表面に塗りながら、
作業を確認しつつ進めます。そうでないと、あまり彫ったところが見えない
のです。
そして「仕上げは、先生~♪」。
余分な粉を払ってから、生漆を置き、布などでこすりながら
今彫った溝に漆を入れていきます。
余計な漆を布で取り除いたら、ここからは色を配していきます。
何色もの色を重ねて行く作業。魔法のようにいろいろな色を
重ねると、あっとい間に仕上がっていきます。
金粉だったり、プラチナだったり・・・・
美しく仕上げを施していただくと・・・・
こんな感じに仕上がりました!
私の初作品♪
夫の初作品♪
すっごく楽しかったです~!!!
以前から何か加飾をやってみたいと思っていましたが、
蒔絵?卵殻?・・・今回、沈金をやってみて、二人とも
沈金が好きなことがわかり、これからも続けて練習してみたい!
と思いました。
褒め上手な先生のご指導のお陰で、はじめてにも関わらず
楽しく作業が出来、こんな素敵な思い出の品を作ることが出来て
とても幸せでした。
実は私、能登に来た時は、右手が漆かぶれでパンパンで痒く、
箸を持つことすら難しかったんです。
しかし、2日間、こちらの温泉に入ってお湯に浸していたところ、
この日にはすっかり腫れも、痒みも引き、沈金に挑戦することが
出来ました。
今までの漆かぶれの経験上、海水はきっと良いだろうと思っていて、
海水に近い成分の能登の温泉ならきっと効き目があるに違いない!
と思っていましたが、ここまで完璧に治るとは思っていませんでした。
お陰でこんな体験が出来て、ほんと良かった♪
能登滞在中は、他にも、輪島漆芸美術館を訪れたり、
輪島屋本店の中にある「花ぬり」という喫茶店を訪れたり、
輪島塗が並ぶお店を訪ねたり、と輪島塗一色のこの街を
堪能しました。
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
今回の能登への旅行では、本物に触れることの大切さを心の底から
実感しました。やはり本物のもつ力はすごいです。
タクシーの運転手さんが、この街は本当に保守的なところです、
とおっしゃっていました。伝統を守ることは簡単なことではないと
思います。でも敢えてそれをやり続けている場所があり、
そこには本物の持つ力が溢れている。
私はやはりそういう「正しさ」に心惹かれるのだな、と
実感しました。
さんなみ、もそうです。
建物の基礎から自分で作る。
自分の家だからこそ、手を抜かず、一般の業者に頼んだら
ありえないような丁寧な作業をする。
食べ物もそう。
コストを、利益を考えたら出来ないようなことが、
自らの手で作ることで実現できる。
さんなみのご主人がおっしゃるように
「当たり前のことを、当たり前にしているだけ」。
何か、自分以外の物になろうとせず、
自分の中にある当たり前を淡々と続ける。
2泊3日だったけど、とても心に残る旅でした。
また能登に行きたいです!!
最終日は、能登町からもう一度輪島に戻って
漆器会館に向かいました。
漆器会館では市内約100の漆器専門店が
共同出店していて、さまざまな個性の漆器をみること、買うことができます。
2階は漆器資料会になっています
実は、HPなどには書いてありませんが、2階では
日展作家の小伊勢隆平先生が、沈金の指導をしてくださる
体験講座がありました。
(先生がいらっしゃる時に限り開催されているようです)
興味津津で挑戦した私たち。
沈金とは、漆塗りの装飾法の一つで、
沈金刀で漆塗りの表面を彫り、そこに漆を塗りこみ、
最後に金粉やプラチナ、岩絵の具などの顔料を刷り込んで
定着させるものです。
私は水仙、夫は鉄線を選びました。
先生がスケッチしてくださった下絵をもとに作成します。
↓は夫の挑戦した鉄線の下絵
まず、下絵を塗の完了したパネルに写します。
私の挑戦した水仙はこんなデザイン。
そして、沈金刀の使い方をちょっと練習。
沈金刀、はこんな感じのものです。
箕輪漆行さんのHPより拝借させていただきました。
彫る、というより、傷をつける、とか、ひっかく、とか
そういう感じの繊細な作業。
さまざまな技法で、表現します。
そしていよいよ本番。
やり直しの一切きかない一発勝負。
緊張の作業が続きます。
途中先生に、「ここをもう少しこんな風に線をいれましょうか?」
とか、「ここに点描をしてみましょうか?」とかご指導を頂き、
下絵のスケッチの線だけでは表現できない、立体感を持った作品にする
作業をしていきます。
先生が「こんな風に線を入れてみましょう」と、アドバイスしてくれます。
そして彫りあがったのがこんな感じ。
上下逆でみにくくてすみません。
木彫りなどとは違い、表面を軽く傷つけるような繊細な仕事なので、
時々チョークの粉のようなものを表面に塗りながら、
作業を確認しつつ進めます。そうでないと、あまり彫ったところが見えない
のです。
そして「仕上げは、先生~♪」。
余分な粉を払ってから、生漆を置き、布などでこすりながら
今彫った溝に漆を入れていきます。
余計な漆を布で取り除いたら、ここからは色を配していきます。
何色もの色を重ねて行く作業。魔法のようにいろいろな色を
重ねると、あっとい間に仕上がっていきます。
金粉だったり、プラチナだったり・・・・
美しく仕上げを施していただくと・・・・
こんな感じに仕上がりました!
私の初作品♪
夫の初作品♪
すっごく楽しかったです~!!!
以前から何か加飾をやってみたいと思っていましたが、
蒔絵?卵殻?・・・今回、沈金をやってみて、二人とも
沈金が好きなことがわかり、これからも続けて練習してみたい!
と思いました。
褒め上手な先生のご指導のお陰で、はじめてにも関わらず
楽しく作業が出来、こんな素敵な思い出の品を作ることが出来て
とても幸せでした。
実は私、能登に来た時は、右手が漆かぶれでパンパンで痒く、
箸を持つことすら難しかったんです。
しかし、2日間、こちらの温泉に入ってお湯に浸していたところ、
この日にはすっかり腫れも、痒みも引き、沈金に挑戦することが
出来ました。
今までの漆かぶれの経験上、海水はきっと良いだろうと思っていて、
海水に近い成分の能登の温泉ならきっと効き目があるに違いない!
と思っていましたが、ここまで完璧に治るとは思っていませんでした。
お陰でこんな体験が出来て、ほんと良かった♪
能登滞在中は、他にも、輪島漆芸美術館を訪れたり、
輪島屋本店の中にある「花ぬり」という喫茶店を訪れたり、
輪島塗が並ぶお店を訪ねたり、と輪島塗一色のこの街を
堪能しました。
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
今回の能登への旅行では、本物に触れることの大切さを心の底から
実感しました。やはり本物のもつ力はすごいです。
タクシーの運転手さんが、この街は本当に保守的なところです、
とおっしゃっていました。伝統を守ることは簡単なことではないと
思います。でも敢えてそれをやり続けている場所があり、
そこには本物の持つ力が溢れている。
私はやはりそういう「正しさ」に心惹かれるのだな、と
実感しました。
さんなみ、もそうです。
建物の基礎から自分で作る。
自分の家だからこそ、手を抜かず、一般の業者に頼んだら
ありえないような丁寧な作業をする。
食べ物もそう。
コストを、利益を考えたら出来ないようなことが、
自らの手で作ることで実現できる。
さんなみのご主人がおっしゃるように
「当たり前のことを、当たり前にしているだけ」。
何か、自分以外の物になろうとせず、
自分の中にある当たり前を淡々と続ける。
2泊3日だったけど、とても心に残る旅でした。
また能登に行きたいです!!
2010/01/17
能登紀行(3)
「さんなみの朝ごはんは日本一」。
その名高き朝ごはんが目の前に♪
炭火の上にあるのは、朴葉にのったコンカ鯖。
手前は自家製野菜の自家製漬物。
五六椀(合鹿椀 ごうろくわん)でいただく魚のあらの入ったお味噌汁。
蕪寿司の一種、蕪にしん。
赤カブのお漬物は椿の形に盛り付けされて、
椿の葉が1枚。かわいい♪
海藻の煮ものは地元では良く食べるようです。
小さくて見えませんが、だしを取った後の自家製鰹節と
みそのあえ物。これもご飯が進みます。
ブリ大根。
朝から贅沢~。
これ、写真だとなんだかわからないですよね・・・・
1枚目の写真で葉っぱの上に載っていたコンカ鯖。
こんか、とは、米ぬかのことで、米ぬかと塩で保存した鯖のことです。
3年ぐらい経っていて、まるでチーズ。
このひと塊りだけで、ご飯3杯は食べられます~(>_<)
以前金沢に行った時、コンカイワシやコンカ鯖を知りましたが、
やっぱり保存食って素晴らしい。
私も挑戦してみたい!
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
宿を出発する前のひと時、奥様とご主人とおしゃべり。
なんとも自然体で、無理がなくて。
宿、畑仕事、お料理などなどを「楽しんでます」って おっしゃってました。
大好きなことを一生懸命やってるんだろうなあ。
いい感じだなあ。
自然体。
1泊だけだったけど、本当にのーんびりと過ごすことが できました。
私がさんなみで感じたのは「おうちみたい」ということでした。
これは私たちにとっては最高の褒め言葉なんです。
こんなことを言うのはおこがましいけど、ご飯も「おうちみたい」。
すーっと、自然に身体に染みいる、そんな感覚。 興奮とか、高揚とか、
そういう「非日常」ではない、 慣れ親しんだ日常、な感じ。
最上のカニとか、寒ブリとか、いつも食べてるわけじゃないけどね(笑)。
ご主人がおっしゃってた「当たり前のことを、当たり前にしているだけ」
って、こういうことか、と。
旅先で「日常」を感じられることは当たり前ではない。
だから、さんなみが”特別”なんだ、と思いました。
さんなみのご夫婦の足元にも及びませんが、
自分の手で作ったお味噌や、お漬物、仲間とともに作る昔ながらの梅干し、
などに彩られる我が家の食卓は、これからも大切にしていきたい、
としみじみ思いました。
さんなみについて書かれた本に、
著者の方がこんな言葉を書かれていました。
「さんなみ が特別であることの不幸」
まさに、その通り。
東京に戻ってから予定している、クッキングサークルの仲間たちとの
みその仕込み会。
みんなのお味噌が、みんなの”日常”を彩る”特別”なお味噌になるように。
そんな願いがふと、心に浮かびました。
その名高き朝ごはんが目の前に♪
炭火の上にあるのは、朴葉にのったコンカ鯖。
手前は自家製野菜の自家製漬物。
五六椀(合鹿椀 ごうろくわん)でいただく魚のあらの入ったお味噌汁。
蕪寿司の一種、蕪にしん。
赤カブのお漬物は椿の形に盛り付けされて、
椿の葉が1枚。かわいい♪
海藻の煮ものは地元では良く食べるようです。
小さくて見えませんが、だしを取った後の自家製鰹節と
みそのあえ物。これもご飯が進みます。
ブリ大根。
朝から贅沢~。
これ、写真だとなんだかわからないですよね・・・・
1枚目の写真で葉っぱの上に載っていたコンカ鯖。
こんか、とは、米ぬかのことで、米ぬかと塩で保存した鯖のことです。
3年ぐらい経っていて、まるでチーズ。
このひと塊りだけで、ご飯3杯は食べられます~(>_<)
以前金沢に行った時、コンカイワシやコンカ鯖を知りましたが、
やっぱり保存食って素晴らしい。
私も挑戦してみたい!
✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾✾
宿を出発する前のひと時、奥様とご主人とおしゃべり。
なんとも自然体で、無理がなくて。
宿、畑仕事、お料理などなどを「楽しんでます」って おっしゃってました。
大好きなことを一生懸命やってるんだろうなあ。
いい感じだなあ。
自然体。
1泊だけだったけど、本当にのーんびりと過ごすことが できました。
私がさんなみで感じたのは「おうちみたい」ということでした。
これは私たちにとっては最高の褒め言葉なんです。
こんなことを言うのはおこがましいけど、ご飯も「おうちみたい」。
すーっと、自然に身体に染みいる、そんな感覚。 興奮とか、高揚とか、
そういう「非日常」ではない、 慣れ親しんだ日常、な感じ。
最上のカニとか、寒ブリとか、いつも食べてるわけじゃないけどね(笑)。
ご主人がおっしゃってた「当たり前のことを、当たり前にしているだけ」
って、こういうことか、と。
旅先で「日常」を感じられることは当たり前ではない。
だから、さんなみが”特別”なんだ、と思いました。
さんなみのご夫婦の足元にも及びませんが、
自分の手で作ったお味噌や、お漬物、仲間とともに作る昔ながらの梅干し、
などに彩られる我が家の食卓は、これからも大切にしていきたい、
としみじみ思いました。
さんなみについて書かれた本に、
著者の方がこんな言葉を書かれていました。
「さんなみ が特別であることの不幸」
まさに、その通り。
東京に戻ってから予定している、クッキングサークルの仲間たちとの
みその仕込み会。
みんなのお味噌が、みんなの”日常”を彩る”特別”なお味噌になるように。
そんな願いがふと、心に浮かびました。