2009/12/14

冷えますね~(>_<)

寒波到来だそうで、冷えますね。

ずいぶん暖かい12月だな~?!と思っていたので、
やっと冬らしくなった感じもします

先日のクッキングサークルでは鯖寿司を作りましたので、
私は連日生魚をたべてました。
塩をし、酢で〆ているとはいえ、胃は冷え冷えです。

冷え取りソックス重ね履きで外側から暖めているものの、
身体の内側からの冷えは強力で、少し冷えてくると
身体が「もっと冷たいものちょうだいな♪」と誘惑してきます。

アイスクリーム大好きな私ですが、ここしばらく全然食べてないのに
こういう時に限って身体は要求してくる。
そしてチョコレートも食べたくなる。
砂糖は身体が冷えますね。

そして、身体は冷え冷え。
半身浴をしてみるものの、身体の芯からは温まりません。

今日は夕方から12月23日に行われるメサイアの合唱の
練習。しかし、このままでは絶対に熱が出る。
まあ、熱を出すのも良いんだけど・・・とは想いつつ
練習へ。

初めは体調わる~い感じでしたが、しばらく本気で歌って
いる間に、身体の芯から熱くなりました。最後は汗だく、というかんじ。

やっぱり筋力使うと熱が生まれるのね~と実感。
風邪への道筋はきれいさっぱり消え去りました♪

しかし、胃の冷えはまだ残っています。

こんにゃくを10分ほど煮て、あつあつをタオルで包んで
お臍部分を30分ほど温めます。
そして、お鍋で熱湯を沸かし、その中に生姜スライスを数枚。
生姜白湯を作り、熱々をちびちび飲みます。

あ~、温まる♪


明日は一日徹底的に暖かいもの、身体の温め、で冷え取りに注力しようと思います。


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炊きたてのご飯ほどお腹が温まるものって無いように思います。
かまどさんで炊いた炊きたてのご飯をお櫃に移して、そしてお茶碗へ。
何にも代えられない幸せなごはん



(私が使っているのは限定カラーのかまどさん♪)



アーユルベーダでは作って3時間以上たった食べ物は食べない、と言いますね。以前は「インドは暑いから衛生上良くないってことかな」と思っていましたが、最近そうではないな、と実感します。食べ物の活力が無くなっているんですね。だからそれを食べれば身体の中で停滞して毒素となる。

インドでは家庭の主婦が作ったお弁当をお昼に夫のいるオフィスに届けてくれる「お弁当運び屋さん」が居ますよね。朝作って持たせてお昼に食べるのではなく、数時間前に作ったものを運んでもらう。インドは、そういう、本当に大切なことが知恵として伝統として継承され、それが生活の中に生きている。なんと素晴らしいことかと思います。

手作り、作りたてのご飯が食卓にならび家族で食べる。
それは文字通り温かい食卓なのだなあ、と思います。
炊きたてのご飯、作りたてのお総菜はみんなのお腹を温めてくれるのですね。

私は買ってきたお惣菜が苦手。作り置きのおかずも苦手。
自分で作ったとしてもお弁当は苦手です。
電子レンジも使いません。
何でだかわからないけど、そういう類のものを食べたいと思えない、という自分の感覚は「それで良かったんだな」って最近思えます。

私は「主婦」という職業が大好きです。
これからも出来たてのご飯を夫に食べてもらえるように、
招いたお友達に食べてもらえるように、
食卓にごはんを並べたいな、と思います。

healthytastyandwise at 13:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009/12/13

お節料理はおいしい

今月の継続クラスで紹介したメニューに「黒豆」があります。
甘さ控えめでふっくら美味しいお豆は皆さんがお気に召して
くだださいました。

普通は甘くて食べられない、という方が多く、私もその甘さが苦手
な人のひとりです。

お節料理は保存の目的や、お砂糖が高価なもの、という時代の名残などで甘いものが多いですよね。確かに少し甘いからこそ、日本酒をちびちび飲みながら・・・というのにぴったりとも言えます。

でも、手作りするからには自分たちの好みの味にしたい。
そんな方も多いのではないでしょうか?

今回ご好評頂いた黒豆。
ふっくら艶やか。黒砂糖を使って煮ています。




ちょっと生姜のスライスを入れて煮なおすとピリッとした刺激が
美味しい黒豆に。
身体も温まります♪


手作りのお節は美味しいですね。
一度作ると何日も楽しめるお節料理は、私たち夫婦の大のお気に入り
です。


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去年の12月はクッキングサークルで栗きんとんを作りました。
その時使ったのが「山菜屋」さんで扱っている無燻蒸(むくんじょう)の栗でした。

今年は早々にすべて売り切れ。
やはり美味しいものは口コミでうわさが広がるんですね。

今年は栗きんとん作れないかな・・・
さみしいな・・・



(こちらも黒砂糖で煮ているので”色黒の”栗の甘露煮でした)

healthytastyandwise at 09:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)美味しい♪ お料理 

2009/12/12

小麦粉への葉酸の添加

私が作るスコーンは、ここの製粉所の粉がなくては
作れません。




イングランドのCumbria(カンブリア)地方にある"Little Salked Watermill"です。

2008年にイギリス―フランス―スペイン―NY-香港の
8週間の旅をしたとき、念願かなってやっとこの製粉所を
訪ねることが出来ました。

電車で片道3時間以上。
こんな素敵な田園風景の中にありました。





バイオダイナミック農法で作られた小麦を
水車小屋で製粉した小麦粉は、なんとも言えない豊かな
香りと、噛めば噛むほど広がる甘さ、そしてどっしりした
存在感がある味がします。


今日、その製粉所からのニュースレターが届きました。


クリスマスのご挨拶と共に、とても興味深いことが
書いてありました。

「小麦粉への葉酸の添加について」。

先日、ホメオパスの友人から、葉酸の摂取について
話を聞いたばかりでした。
ロンドンで栄養学を学んでいたとき、盛んに
「妊娠前、妊娠中はからなず葉酸のサプリメントを摂るように」
という話を繰り返し聞いていましたが、私の先生は
あまりサプリメントを推奨していませんでしたので、
「お野菜たくさん食べましょうね~」と言っていました。



化学的な形での葉酸の摂取が身体に及ぼす影響については
今度友人にきちんと話を聞いてから書こうと思いますが、
今日はこの件について「イギリスらしいなあ~」と思ったことが
あるので、そのことについて書こうと思います。

送られてきたニュースレターにリンクされていたページは
ここでした。

The Traditional cornmillers Guild


水力や風力を使って製粉をすることを生業としている人たちの
ギルド(商人団体)のページです。


私がさすがイギリス、と思ったこととはこういうことです。

このような風力、水力で製粉をするような建物は歴史的に
とても古く、貴重な建物であるので、イギリスでは
"Listed Ancient building/Monuments"として登録されています。
重要登録建築物、とでも言うんでしょうか。


その建物に、この度の「葉酸を小麦粉に添加する」ための
機械を搬入すること、またはそのための付属の施設をつくる
ようなことは、決して許可が下りるようなことではない
ということなのです。


もちろん、小さな製粉所にとってはコストの面で
難しい、という問題点も取り上げられていますし、
もともと、このようなこだわりのある製粉所から
小麦粉等を購入している顧客は十分栄養や安全性を
考慮したうえでこのような製粉所から商品を購入
することを決めているのだから、という点も指摘
されています。


イギリスならでは・・・・のポイントに、なるほどね~
と思ったのでした。

小麦粉への葉酸の強制添加の法令化を取り下げてほしい旨の
嘆願書に署名できるサイトがこちらにあります。

嘆願書のページ


いつまでも美味しい小麦粉が食べられることを祈りつつ
署名してみました。


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healthytastyandwise at 12:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009/12/11

今月のクッキングサークル 継続クラス

今月のクッキングサークル継続クラスは
去年大好評でした鯖寿司をメインとした、
お正月を意識したメニューとなっています。

鯖寿司に使う鯖は、兄の店で仕入れている
最高級の松輪サバ。
ひとり一尾づつ使って鯖寿司を作ります。





他には、私が大好きな生昆布を使ってつくる昆布巻き。
私は甘~い味付けが苦手なので、あっさりした感じです。
中には焼きアナゴ。
これも私が大好きなお店のものです



アナゴの切れ端を使ってもう一品。
蕪の鋳込みです。



アナゴの切れ端と、蕪の葉を鋳込んでいます。
美味しいおだしをトロトロっとかけて召し上がれ♪

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寒くなってくると、暖かい食べ物ばかり食べたくなります。
身体が芯から温まって良い感じ。

宅配のお野菜にも身体が温まる根菜がいっぱい。
大根、にんじん、里芋、長いもなどなど。
お鍋にしましょう~

healthytastyandwise at 01:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)クッキングサークル 

2009/12/10

手作り中華調味料の会♪

今年点心の会♪にご参加いただきました方に本日
手作り”中華調味料“の会♪のご案内をお送りいたしました。

もしお手元にメールが届いていらっしゃらない方が
おられましたらご連絡ください。



―こちらは手作りXO醤―

   
中華料理を作る時、どうしても市販の調味料を
使うことに抵抗がありました。

それなら自分で作りましょう♪と始めたのが
きっかけで、ラー油、花椒油、XO醤など
好みの味のものが出来上がりました。





使う油も低温圧搾法で絞った”正しい油”なので、
食べた後に過酸化脂質の影響を受けません。
胃もたれもせず、肝臓の負担も軽いようです。


下記の日程で行いますので、ご興味おありでしたら
是非ご参加ください。

2010年 1月21日 (木)  午前10時半~午後2時 満席となりました
      1月22日 (金) 午前10時半~午後2時 残席1
                午後6時半~9時半 満席となりました
     1月24日 (日) 午前10時半~午後2時  満席となりました
                午後5時~8時満席となりました


内容:(1)油脂と健康に関してのお話
   (2)量産品の油と、少量生産の油の違いについて
   (3)調味料作りの実習
①四川唐辛子と韓国唐辛子を使った辣油作りの実習
②金華ハムを使い低温圧搾の油で作るXO醤作りの実習
③沖縄から直送のやんばる島豚の背油を使ったラード作りの実習
④上記ラードを使ってつくる葱油作り
⑤本格四川料理に欠かせない花椒油づくり
⑥和風豆鼓醤作り

料金:9,000円 
    ①~⑥までの調味料や油などすべての種類
    のお持ち帰り&手作り調味料を使ったお食事付き
    
 ―大好評、本格麻婆豆腐、作ります!―


  

募集人数:各日6名様迄

参加ご希望の方はHPの「お問い合わせ」からメールくださいませ。


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healthytastyandwise at 13:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)手作り点心の会♪ 

蕁麻疹

久しぶりに蕁麻疹がでました。

合唱の演奏会で結構疲れたので、
今週は家でヨガをしたり、散歩に行ったり、
比較的のんびり過ごしています。

昨日、本当に久しぶりにマッサージに行きました。
アーユルベーダのトリートメントやアロマセラピーには
行きますが、いわゆるマッサージ、というのは本当に久しぶり。

そして、同時に昨日はエネルギーの調整をしてもらいました。

そしたら、夕方からいきなり腰や腹部がかゆくなって。
夜には体中に蕁麻疹が出ました。

以前会社員をやっていた頃は、疲れがたまると蕁麻疹が
出ることがありました。肝臓の解毒能力が下がったりすると
代わりに皮膚から毒素を排出するのだ、と聞いていたので
ホメオパシーの肝臓サポートを飲んだり、花梨エキスや
生姜の煮たものをを飲んだり。

今日はかゆみは落ち着きました。

痒い~、と身体を掻きながら、
「こうやって悪いものを出してくれるなんて、ありがたいなあ~
私の体はこうして健康を保ってくれているんだなあ~」って
思っていました。


一生懸命隙を見ては身体を良い状態に保とうとしてくれること、
本当にありがたいです。
だから、身体の応援をしてあげたくなります。


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疲れた時、だるい時、身体が冷えたなあ~というときにお勧めなのは
こんにゃくを使った温湿布。

自然療法の本で有名な東城百合子先生の本に載っていて、
私はけっこうお気に入りで、毎週のようにこんにゃく
買ってます(笑)。




こちらのページに詳しく書いてありました。


アツアツに暖めたこんにゃくをタオルに包んで肝臓、腎臓、お臍のあたりを
暖め、脾臓の経絡を冷やす、というものです。
これは本当に効果てきめんで、やりながら寝ると熟睡でき、
翌朝の目覚めがとてもいいんです。

ただ、目覚めた時にベッドにタオルに包まれた
こんにゃくが「ゴロン」、となっているのは「どうなの・・?!」
って思いますけど・・・(笑)。

healthytastyandwise at 01:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)補完療法 自然療法 

2009/12/09

特別展 いけばな

江戸東京博物館で行われている特別展 いけばな
に先週の土曜日に行ってまいりました。




なぜ、先週の土曜日でなくてはいけなかったか?
それは、このいけばな展の会期中、順番にさまざまな流派の生け花が
展示されることになっていて、12月4日から6日が「宏道流」の展示
だったからです。

(家元と副家元が花を生けておられる様子が載っていました)


私たちがいけばなに興味を持ったのは、ロンドンで生活していた時でした。
当時、私たちは「いつか静岡県に住みたい」と思っていて、
ロンドン静岡県人会に顔を出していました。

ふとしたことでその運営のお手伝いをすることになり、
事務の仕事をするための場所に伺うと、そこは有名な
ガーデンアーキテクチャーの澤野多加史さんのオフィスでした。

澤野さんは当時、いけばなを指導なさっていて、
そのいけばながオフィスに飾られていました。

その作品を見た時、私は生まれて初めていけばなに
感動しました。澤野さんが教えていらした流派は「宏道流」という
流派です。


潔くて、洗練されていて、足すことも引くことも必要としない
その凛とした美しさに惚れました。


宏道流ホームページより



二人で師匠に教えて頂いたのはほんの1年ほどでしたが、
とても良い経験となりました。


宏道流は中国の文人趣味が源流となっていて、日本のいけばなの
源流である草月流的な「自然のありのままの姿」を重んじる
というのとは少々異なることを今回のいけばな展で学びました。


習っていた当時、夫は師匠に「筋が良い」と褒められ、
すっかりいけばな好きになりました。
(褒められて伸ばされたいタイプ(笑))
確かに、彼のいけるお花は素敵です。


将来は、自分たちの住む田舎の家周りにある素材で
いけばなが楽しめる、というのが私たちの理想です。


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ロンドンで出会って、惹かれたいけばなの流派が、
中国の文人趣味から生まれた流派だったということを
私は今回初めて認識しました。
(夫は「知ってたよ」って言ってましたけど。。。)


なんだか不思議。
このときから私たちがすでに次に中国に住んでみたい!
と決意することがきまっていたような気がします。


上海での2年間では中国の文人趣味に
通ずるような洗練した経験を経ずに終わってしまい
大変残念でした。

私の中では突き詰めて、突き詰めていく中国的思想、と
ありのままのカオスであるインドの思想が
とても対照的に感じます。

自分の生まれ持った性質が前者だからこそ、
インドのおおらかな空気に惹かれるのかもしれません。

またインドに行きたいなあ~。


ケララ州CochinにあるPunarnavaHospinalで2週間を過ごした後の
出発の日の風景。みんなと仲良しになりました。

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