2016/06/30
襖紙をもとめて
横浜での紅茶クラスで素敵な時間を過ごしたあとに、上野近くの稲荷町に出て「江戸唐紙」を見に東京松屋へ。
以前から唐紙が好きで何度か足を運んでいるのですが、今回は古民家の襖紙を選ぶという、しっかりした目的意識を持っての初訪問。
書院にある小さな襖に使う紙を検討しているのですが、地の紙の色と、模様を刷る時の色と、すべて自由に選べるとなると組み合わせ∞すぎで、難しい〜
それにしても、日本の昔ながらの手仕事は本当に素晴らしい。
こんな素晴らしいものがあるのに、
いまの新築の家の襖はプラスチック
だったり、ビニールの襖紙だったり。
障子紙も破れないプラスチック…
自分の家で楮(コウゾ)を育てて、紙を漉いていたという文化も日本にはあったとお店の方に伺いました。
最先端のエコは、すべて温故知新の知恵の中にある。
江戸末期に建てられた我が家古民家は、私たちにいろいろなことを教えてくれるのです。
決して安いものではないけれど、こういう文化や技術、そして職人技にきちんと投票する(お金を払う)というのは、大事な毎日の投票活動だと思っています。